実際、デメリットがあり、後悔する可能性もあります。
そこで本記事では、顔脱毛でよくある失敗やデメリット、予防の対策、クリニック選びで失敗しないポイントなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
■経歴
1994年東京慈恵会医科大学医学部卒業
同大学皮膚科学教室
国立大蔵病院皮膚科
臨床研究部を経て
2000年 用賀ヒルサイドクリニックを開院
2017年9月23日 六本木スキンクリニックを開院
■資格・所属学会
医学博士、日本皮膚科学会正会員、日本抗加齢医学会、日本赤十字医療センター登録医、日本医師会スポーツ認定医、日本温泉気候物理医学会 温泉療法医、日本旅行医学会認定医、トータルアンチエイジング、研究会副会長、日本アンチエイジング外科、美容再生研究会登録医
1.顔脱毛の範囲はどこまで？鼻・眉毛・もみあげは、範囲外の場合も
顔脱毛とは、頬やおでこに生えた細い産毛や、鼻表面の毛、口元のムダ毛をまとめて処理することです。
顔のムダ毛はメイクなどで隠すことができません。そのため、ツルツルのきれいな顔を手に入れたいと思う女性に人気があります。特に、口元や頬、おでこなど広範囲の顔脱毛を行い、メイクのりが良い肌を望む方が増えています。
また、髭を脱毛して清潔に保ちたい、髭剃りの手間を省きたいと思う男性にも人気です。
そんな顔脱毛は、エステティックサロンや脱毛クリニックによって脱毛できる範囲が異なることがあります。そのため、契約する前には、希望のパーツが照射範囲に含まれているかを必ず確認することが大切です。
多くの場合、おでこ、頬、鼻下、あごは照射範囲に含まれていますが、鼻、眉毛、眉間、もみあげ、あご下、フェイスラインなどは対象外の場合もあります。
こうした顔脱毛の範囲以外でも、顔脱毛には失敗のリスクがともないます。そのため、事前に手段を講じて失敗を防いだり、万が一トラブルがあった場合の対処法を知っておくことが大切です。
＜参考記事＞
2.顔脱毛のよくある失敗例｜眉毛の形や生え際の違和感
顔脱毛でよくある失敗として、「眉毛が細くなりすぎた」、「おでこが広くなった」、「生え際に違和感がある」などの例があります。
眉毛周りは、眉毛が生えている位置から一定の間隔を空けて照射しますが、間隔が不十分だったり眉毛に照射してしまったりした場合、眉毛が細くなってしまいます。中には、眉毛が一部だけ欠けてしまったという事例もあります。
また、おでこの上の産毛をすべて脱毛してしまうと生え際が揃い、かつらを被っているような違和感が出てしまいます。狭いおでこを広くした場合、実際に脱毛してみたら顔が大きく見えたり、老けて見えたりしてしまう可能性もあります。
眉毛周りやおでこの産毛は顔の印象を大きく左右するため、顔脱毛の実績が多いサロンやクリニックを選び、カウンセリング時に希望のデザインや照射範囲をしっかり相談しておくのがポイントです。
3.顔脱毛はしないほうがいい？後悔に繋がりやすい顔脱毛のデメリット5つ
ここでは、「顔脱毛はしないほうがいい」といわれるデメリットを5つ紹介します。「やめておけばよかった」と後悔しないためにも、顔脱毛を検討している方は事前に確認してください。
1)顔は皮膚が薄く、痛みを感じやすい
顔の皮膚は薄く敏感なため、腕や脚などのほかの部位より照射時の痛みを感じやすいです。特に、おでこや眉毛周辺、鼻下は骨や粘膜が近く、強い痛みを感じることがあります。
そのため、多くのサロンやクリニックでは痛みを軽減する脱毛器を導入したり、冷却しながら照射したりといった工夫がなされています。
なお、サロンでは麻酔が使えませんが、クリニックでは麻酔クリームや笑気麻酔が使用できるため、痛みが心配な場合はクリニックを選ぶのも一つの方法です。ただ、麻酔の効き方には個人差があるため、完全に痛みがなくなるわけではありません。
なお、女性は生理前や生理中はホルモンバランスが乱れがちで肌が敏感になっており、普段より痛みを感じやすいことがあるため、生理前後を避けて予約を取るようにしてください。
2)ほかの部位と比べ、回数が多い
顔は産毛が多いため、ほかの部位に比べて多くの回数が必要になります。サロンやクリニックの脱毛器は黒い色に反応するため、色が薄い産毛は効果が出るまで時間がかかるのです。また、サロンで使用されている光脱毛器は、クリニックのレーザー脱毛器より出力が弱いため、脱毛完了までに多くの回数が必要です。
そのため、予め必要な回数を知らないと後悔の原因になります。
3)赤み・毛のう炎など、肌トラブルを起こす場合がある
顔の皮膚は薄くデリケートなため、脱毛器が発する熱エネルギーに反応しやすく、脱毛後に赤みや毛のう炎などの肌トラブルを発生しやすくなります。毛のう炎とは、小さな傷口から細菌が侵入することで、膿を含んだニキビのような発疹ができる状態のことをいいます。
クリニックなら医師が在籍しているので、肌トラブルが発生した場合もすぐに対応してもらえます。一方、脱毛サロンには医師がいないため、万が一のことがあった場合に連携先のクリニックを紹介してもらえるところを選んでおくと安心です。
4)薄かった毛が、濃く生え変わる場合がある
顔に生えている産毛や細い毛を脱毛すると、稀に毛が濃く生え変わる「硬毛化（こうもうか）」という現象が起こってしまうことがあります。
サロンやクリニックの脱毛器は黒色に反応しますが、メラニン量が少ない産毛に照射すると逆に活性化してしまい、脱毛1カ月〜3カ月後くらいに濃く太くなって生え変わってしまうと考えられています。硬毛化の原因は解明されていないため、硬毛化しやすい毛質や毛量もはっきりわかっていません。
ただ、実績が多いサロンやクリニックでは硬毛化が起こりやすい毛のタイプを把握していたり、毛質に合わせて機械を使い分けることでなるべく硬毛化を回避するといった工夫を行っているところもあります。硬毛化が心配な場合は、実績が多く信頼できるサロンやクリニックを選びましょう。
5)脱毛できない箇所もある
顔の中でも、肌トラブルが起きやすい部位や照射しにくい部位は、脱毛できない場合もあります。たとえば鼻は脱毛器の形状から照射しにくく、眉毛や眉間は目に近いため光の影響を考慮して照射範囲に含まれないことが多いです。また、もみあげは髪の毛に近く、光やレーザーが強く反応してやけどを起こすリスクがあるため、照射できないケースもあります。
4.顔脱毛の3つのメリット
顔脱毛で得られる3つのメリットをご紹介します。
1)肌がトーンアップし、顔が明るく見える
顔の産毛を脱毛することで肌がトーンアップし、パッと明るく見える効果もあります。産毛の色素は薄いものの、黒っぽい色をしています。また、皮脂の詰まりだと思っていた毛穴の黒ずみが産毛が原因だった場合は、それも解消できます。
産毛は思っている以上に多いため、脱毛することでくすみが解消するのです。
2)メイクのりが良くなる
顔脱毛するとベースメイクが肌に密着しやすくなり、メイクのりが良くなる効果も期待できます。顔の産毛を自己処理すると皮膚が傷ついてしまい、肌荒れなどのトラブルを引き起こすこともあります。その点、サロンやクリニックでプロに任せると、肌への負担を抑えながら顔の産毛をツルツルに脱毛できます。
3)自己処理による肌トラブルがなくなる
顔の産毛をカミソリや電気シェーバーなどで自己処理すると、毛と一緒に角質まで削ってしまいます。角質がなくなると肌のバリア機能が弱まり、毛穴から細菌が侵入して肌荒れを起こすことがあります。顔脱毛をすれば自己処理の回数が減り、肌トラブルも起こりにくくなります。
＜参考記事＞
顔脱毛で毛穴の黒ずみ改善してトーンアップ？メリットとデメリット
5.顔脱毛のクリニック選びで後悔しないための7つのポイント
顔脱毛を受けるクリニックを選ぶ時に後悔しないためのポイントを7つ紹介します。
1)医療脱毛かサロン脱毛か？向いているほうを選ぶ
顔脱毛を受ける際に、まず決めるのは医療脱毛かサロン脱毛（エステ脱毛）かを決めることです。
医療脱毛は主にレーザー脱毛で、一部、ニードル脱毛を行うクリニックもあります。サロン脱毛は光脱毛です。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
顔脱毛で後悔しないためには、自分の肌質や毛質、志向がどちらに向いているかを知って、選ぶことです。
痛みに強く、早く高い脱毛効果を望む方は、医療脱毛がおすすめです。
一方、痛みに弱いため、長い期間かけて脱毛しても良いならサロン脱毛がおすすめです。
顔脱毛で後悔したくないなら、自分にあったほうを選びましょう。
＜医療脱毛とサロン脱毛のメリット・デメリットの比較＞
| メリット | デメリット | |
| 医療脱毛 | ・発毛組織を破壊できるため、半永久的に脱毛効果が持続 ・サロン脱毛に比べて少ない施術回数で脱毛が完了 ・脱毛により炎症や肌荒れが生じた際に医師の処置を受けられる | ・サロン脱毛よりも痛みが強い ・1回あたりの施術費用は、サロン脱毛より高額となるケースが多い ・破壊した発毛組織は元に戻らない |
| サロン 脱毛 | ・医療脱毛と比べて痛みが小さい ・1回あたりの施術料金の相場は医療脱毛よりも安い ・肌質が弱くても受けられる | ・発毛組織を破壊できないため、半永久的な脱毛効果を得られない ・脱毛完了までの施術回数が12〜18回と多い ・肌トラブルが生じた際に、医師によるケアが受けられない |
＜参考記事＞
医療脱毛で効果が不十分！エステに通うと？|オーシャンズ男性患者様インタビュー
2)料金・プラン・オプションを比較
クリニックやサロンを選ぶ際は、料金やプラン、有料オプションなどを比較して総合的に判断してください。
クリニックの中には、初診料やカウンセリング代、肌トラブルが起こったときの治療代などが無料のケースがあります。ただ、シェービング代や麻酔代、キャンセル料などは別途料金がかかる場合もあるため、トータルでかかる料金を確認しておく必要があります。
麻酔代が有料の場合、予約のたびに追加料金がかかるため、想定していた以上に費用がかさんでしまうこともあります。痛みが不安な場合は、麻酔が無料のクリニックを選んでおくと安心です。
サロンの場合もカウンセリングが無料の場合が多いです。
3)希望の部位が脱毛範囲に含まれるかチェック
「顔脱毛」と一口にいっても、サロンやクリニックによって照射範囲が異なります。
目の周りや粘膜に近い部分、フェイスライン、もみあげなどは対応していないケースも多いため、希望の部位が脱毛範囲に含まれているか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
4)無料カウンセリングで、相性のよいクリニックを探す
顔脱毛を完了させるには、クリニックでもサロンでも複数回の施術が必要で、少なくとも1年以上は通わなければなりません。相性の悪い施設を選ぶと通うのが億劫になってしまいます。無料カウンセリングで医師やスタッフの対応、施設の雰囲気などを確かめるようにしてください。気になるクリニックやサロンが複数ある場合、それぞれの無料カウンセリングを受けて比較検討することをおすすめします。
5)使用する脱毛機器もしっかりチェック
顔はうぶ毛が多く、光やレーザーが反応しにくい部位の一つで、脱毛の回数が増える傾向にあります。また、全体的に皮膚が薄く、痛みも感じやすい部位です。
顔の脱毛は施術者の腕もありますが、マシンの性能にも効果や痛みが左右されます。
そのため、顔脱毛にも適した脱毛機、複数の脱毛機を導入しているサロン・クリニックを選ぶことがおすすめです。
クリニックやサロンでどんな機器を採用しているかをホームページでチェックしましょう、
女性の顔脱毛に適した機器
女性は、毛色が薄い産毛が多いため、ダイオードレーザーが効果的なケースが多いです。
ダイオードレーザーを使用した蓄熱式脱毛機は、産毛にも効果的にアプローチでき、痛みも熱破壊式より弱いからです。
機種には、ラフィーユやラシャ、メディオスター（メディオスターNext PRO）、ライトシェアデュエット、ソプラノチタニウム、ソプラノアイス・プラチナムなどがあります。
男性のヒゲ脱毛に適した機器
男性の髭は、毛根が深いので熱破壊式の脱毛レーザーがおすすめです。熱破壊式の脱毛レーザーには、YAG（ヤグ）レーザーとアレキサンドライトレーザーがあります。
YAGレーザーは剛毛の脱毛効果が高く、産毛の脱毛も可能です。硬毛化ややけどのリスクもほとんどありません。しかし、痛みが強いことがデメリットです。
アレキサンドライトレーザーは剛毛への脱毛効果が高く、ヒゲなどの太い毛を脱毛に向いています。しかし、メラニン色素が薄い産毛への効果は低めです。
最近では、YAGとアレキサンドライトをブレンドできるスプレンダーXやYAGとアレキサンドライト、ダイオードの3波長をブレンドした蓄熱式医療レーザー脱毛器「ソプラノアイス・プラチナム」などが登場しています。
脱毛レーザーの機器の進化によって、顔脱毛も高い効果で痛みを軽減できるようになってきました。
このように、優秀な機器を導入しているクリニックを選ぶことも後悔しないためのポイントです。
サロン脱毛なら
サロン脱毛では、高い脱毛効果が実証され、JEPA（日本エステティック振興協議会）の適合審査に合格している光脱毛機を採用しているサロンがおすすめです。
＜参考記事＞
6)毛周期に合わせて施術を受ける
顔脱毛に限らず、脱毛の効果を最大限に発揮させるためには、毛周期に合わせてタイミング良く施術を受けることが大切です。
毛周期とは毛が生え変わるサイクルのことで、成長期（成長初期）、成長後期、退行期、休止期の4つのステージを繰り返しながら生え変わります。レーザーを照射して脱毛効果を発揮できるのは、成長期（成長初期）と成長後期の毛のみです。
この2つは、1～2カ月の周期で訪れるため、効果が悪いと後悔しないためには、顔脱毛の施術も1〜2カ月の間隔を守ることが大切です。
7)保湿と紫外線対策を徹底する
顔脱毛の施術を受けている期間は、いつも以上に保湿ケアや紫外線対策をしっかり行うことが大切です。
保湿ケアを怠り肌のバリア機能が低下してしまうと、脱毛施術による肌荒れなどの肌トラブルの原因になります。また、顔が日焼けしてしまうと脱毛施術が行えなくなってしまうリスクもあります。
顔脱毛で後悔しないためには、しっかりとスキンンケアを行うことも大切です。
6.顔脱毛するなら医療脱毛がおすすめ？
1）医師によるトラブル対応を望むなら医療脱毛がおすすめ
脱毛サロンには医師がいないため、肌トラブルが起こってもすぐに対応できません。
一方、クリニックなら医師が駐在しているため、万が一肌トラブルが起こった場合でも、すぐに治療や薬の処方をしてもらえます。また、クリニックでは麻酔が使えるので、痛みを最小限に抑えながら安心して脱毛できます。回数や期間も脱毛サロンよりクリニックのほうが少なく済むので、サロンより短い期間で顔脱毛が完了します。
医療行為でないことで起こるリスクが気になる方、それによって後悔する心配がある方は、医療脱毛がおすすめです。
2)できるだけ早く終わらせたいなら医療脱毛がおすすめ
クリニックで医療脱毛を受ける場合、3〜4回程度で自己処理が楽になり、7〜8回程度でツルツルに近づきます。一方、脱毛サロンでの美容脱毛の場合、自己処理が楽になるまで脱毛するには4～8回程度、ツルツルに近づけるには12回ほどかかることが多いです。
脱毛完了までにかかる期間は、クリニックなら1〜1年半程度、脱毛サロンなら2〜3年が目安です。
そのため、通う回数や期間が多くなることで後悔してしまう心配がある方は、医療脱毛がおすすめです。
＜参考記事＞
7.顔脱毛の後悔に関する気になるＱ＆Ａ
最後に、顔脱毛で気になるQ＆Aを紹介します。
Q1.顔脱毛は1回で効果が出る？
顔の産毛は色素が薄く、脱毛器が反応しにくいため、1回では効果を実感できないことがほとんどです。毛周期の関係上、1回で脱毛できる範囲は全体の20％程度です。回数を重ねるごとにムダ毛が生えてくるのが遅くなり、次第に毛が減っていきます。
Q2.顔脱毛すると毛穴が広がる？
クリニックで出力の強いレーザー脱毛を受けた場合、稀に刺激によって毛穴が広がってしまうことがあります。しかし多くの場合は一時的な反応のため、肌が回復すれば改善します。脱毛後に毛穴の開きがなかなか改善しない場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう。
Q3.顔脱毛で注意すべきことは？
顔脱毛で毛穴を広げないためには脱毛直後にしっかり保湿し、紫外線対策を徹底して肌を保護することが大切です。また、ホルモンバランスが乱れている時はレーザーの刺激を受けやすいため、生理前や生理中、寝不足の時、疲労が蓄積している時は脱毛を控えることをおすすめします。
Q4.顔脱毛をするとニキビ肌が改善するって本当？
顔脱毛によって、自己処理がなくなり、肌へのダメージを防げます。これによってニキビが改善する可能性があります。
顔脱毛で毛穴に詰まった余分な皮脂も除去できるため、ニキビや吹き出物などのトラブルが改善する効果も期待できます。また、新しいニキビもできにくくなります。
Q5.顔脱毛ができない人はいる？
妊娠中や授乳中は体への負担が大きくなってしまうため、多くのサロンやクリニックでは脱毛できません。
また、ひどい日焼けをしている状態で脱毛するとやけどを起こしてしまうリスクがあるため、日焼けが落ち着いてから施術を行うこともあります。肌荒れやニキビがある場合は、脱毛器の光やレーザーが当たらないようにすれば照射できますが、全体的に炎症を起こしている場合は症状が悪化する恐れがあるため、脱毛できないケースもあります。
そのほか、顔にアトピーの症状がある方は施術を受けられないことがあるため、無料カウンセリングで施術可能かどうかを判断してもらうようにしてください。
Q6.顔脱毛をしたらシミが濃くなるって本当？
顔脱毛のレーザーが直接的な原因となってシミやそばかすを引き起こしたり、濃くしたりすることはありません。
しかし、レーザーが細胞を刺激して肌のターンオーバーが促進し、脱毛前は肌の奥で見えにくかった隠れシミが表面に浮き上がってはっきり見えることがあります。そのため、「シミができた」と感じることがあります。
これは一時的なものなので、ターンオーバーが正常にはたらけば、シミは自然と消えていきます。
Q7.顔脱毛とシミ取りはどちらが先ですか？
顔脱毛を先にすることをおすすめします。顔の毛が多いと、シミ取りレーザー（光）によるやけどや毛のう炎などを避けるため、部分的に避けて照射する可能性があるからです。
顔脱毛を先にしておけば、シミ取りレーザーを広い範囲に照射できます。
ただし、シミがかなり濃い場合は、シミ取りレーザーが先のほうがいい場合もありますので、クリニックで診察をしてもらいどちらが先がいいか見てもらうのがおすすめです。
8.まとめ
「顔脱毛で後悔したくない」と思っている方のために、よくある失敗やデメリット、クリニック選びで失敗しないポイントなどを解説しました。
顔脱毛にはさまざまなメリットがありますが、顔の皮膚は薄く敏感なため、痛みを感じたり肌トラブルを起こしたりするケースもあります。
顔脱毛は、クリニックやエステ・脱毛サロンで受けることができますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
痛みが小さく肌ダメージが少ない顔脱毛を望むなら、サロンがおすすめです。一方、医療者による効果の高い顔脱毛が希望なら、クリニックで医療脱毛するのがおすすめです。実績が多くアフターケアの体制も整っているクリニックを選べば、万が一肌トラブルが起こった際も医師による適切な処置を受けられます。
自分に合うサロンやクリニックを選び、「顔脱毛しなければよかった」と思わずに済むように準備、対策をしましょう。
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